Employment

就職について

就職実績

農業のみならず、
工業・商業にも強い人材を育てる!

就職先一覧

≪農業関係≫
株式会社スプレッド 株式会社野菜工房 医療法人神明会グループ(ファイトケミカル食品)鐘山グリーンテック株式会社
株式会社オスミックアグリ茨城 株式会社八百一の郷 エボルオ株式会社(かぐや農園) 河西いちご園 淡路島オリーヴグローワーズ株式会社 株式会社いちご研究室 グランベリー八尾
≪農業・植物工場機材≫
伊藤電機株式会社
≪食品加工・販売≫
株式会社みやまえ 株式会社丸光
≪その他≫
大信鋼業株式会社 住吉冷蔵株式会社 株式会社エイジェック 松井記念病院
など多岐にわたる就職先

進学先

近畿大学 大阪産業大学 流通科学大学
※いづれも3年次編入
中部大学大学院

就職サポート

一人ひとりに合った、
きめ細かな個別就職サポート

水耕栽培の知識や技術は、様々な分野から求められています。このような求人に応えるためには、きめ細かな就職指導が必要となります。
本校の就職サポートは、学生と教職員が連携・協力しながら自分が目指す企業に就職できるよう個別対応しています。
履歴書の書き方から面接指導、業界の説明など親身になってサポートします。

就職サポートスケジュール

1年次

入学

10月

STEP-01

進路希望調査

1月

STEP-02

履歴書の書き方(自己PR・志望動機)

2月

STEP-03

初級面接(面接マナー・立ち居振る舞い)

3月

STEP-04

インターンシップ

2年次

4月

STEP-05

中級面接(自己PR・志望動機を含めた面接トーク指導)

5月

STEP-06

個別面接指導(応募企業に即した個別の面接指導)

内定

卒業

卒業生メッセージ

横山 健人さん

2021年度生

兵庫県

東洋大学附属姫路高等学校出身

学生時代の挑戦から
得た経験が現場で武器になる!

就職

エボルオ株式会社
(かぐや農園スタッフ)

■現在の業務とやりがいは
現在は、農産物の収穫体験ができる観光農園のスタッフとして業務を行っています。しっかり美味しいものができた時はとても嬉しく、イチゴ狩りに来ていただいたお客様に「美味しかった」とお言葉をもらった時にはやりがいを感じます。

■愛甲農業科学専門学校を選んだのは
愛甲農業科学専門学校を選んだのは、講義の時間の他に、自分のやりたいことや知りたいことを追求する時間がしっかりあることが魅力的で入学を決めました。

■愛甲農業科学専門学校の感想は
まずは、先生との距離が近いところです。先生や事務員さんと気軽に話せる明るい雰囲気が好きでした。分からないことがあれば、個別にアドバイスも頂けました。
それと、色んな水耕栽培の方法にチャレンジして、同じ野菜でも環境や育て方を変えると、育成スピードや栄養価などの違いを学べたことがとても良かったと思います。

■将来は
私が勤務している観光農園は、ベテランの方の経験やノウハウを大切にしながら、ハウスの中の環境を制御するシステムを利用した科学的な農業を目指しています。この「科学的な農業」の力になって、観光農園をさらに魅力的にしたいと思っています。将来的には独立して、自分で農園を経営することを目標に現場での経験を積んでいます。

竹谷 暁人さん

2019年度生

大阪府

富田林高等学校出身

2年間はあっという間。
やりたいことは早めに始めて欲しい。

進学

近畿大学 経営学部 3年次編入

■愛甲農業科学専門学校の良さはやりたいことができる時間が多いこと。飽き性だったので同時にいくつか育てたり、次から次へと色々育てました。レタス・水菜・みつば…(20種類以上)中でも労力が必要だったのはいちごとキャベツ。気温や水の流れ、栄養の偏りなどの変動でダメになるのでちゃんと管理をする必要がありました。

■大学編入をすると決めたのは1年生の3月。経営学部に決めたのは元々興味があった人について学ぶ学問や、専門学校で学んだ農業簿記が入口で興味をもった会計が学べるからです。

■将来は…興味があるのは企業再生や企画、物や人、組織を整える仕事です。いつかは農業経営もやりたいですね。

企業・産業界からのお声

株式会社森久エンジニアリング

代表取締役 森 一生 様

植物工場事業の必要性と未来像

植物工場における水耕栽培の展望
北欧から我が国に伝えられた植物工場の概念は、半世紀をかけて人工光によるタイプと太陽光を光源として用いるタイプに分かれて発展してきました。今日では、葉物野菜の生産は人工光型植物工場が主流を占め、トマトやパプリカなどの草丈の大きな野菜は太陽光併用型植物工場が主流になっていますが、栽培方法はいずれも水耕栽培の原理を基本としています。植物工場生産は、露地農業とは異なり外食産業などのロットの大きな市場に毎日安定供給が必要とされることが多いため、高速かつ大量に野菜を生産する必要があります。そのため、水や肥料の消費が大きく、メンテナンス性も含めて水耕栽培以外の栽培方法では対応できません。また、露地農業従事者の平均年齢が 67歳を超えて高年齢化した現在、近未来の農業生産を考えた時、自然環境に合わせた「経験と勘」で栽培を行う農業から、「制御された環境下でデータをベースにした安定栽培」を行う農業に転換する必要があります。そうした農業生産や市場の変化から、人工光照明の下、水耕栽培を活用した植物工場生産は、今後の農業にとって必要不可欠な生産手段と言えます。

将来的に必要となる人物像
葉物野菜を中心とした農業生産手段の一つとして注目される植物工場は、従来の露地農業とは異なる生産手段の為、植物工場生産に特化した専門知識や技術が必要となってきました。露地栽培を中心とした従来農法では、与えられた土地や季節の中で栽培可能な最適品種を選んで栽培を行っていますが、人工光型植物工場では、栽培環境が任意に設定できることから、野菜の持つ成育特性をしっかりとらえて成育させる環境設定とそれに対応できる設備力が必要とされます。すなわち、労働集約的な農業から設備産業としての農業への発想の転換が必要となり、設備能力をフルに引き出すための新たな発想やスキルを持った人材こそが近未来の農業生産手段である植物工場事業を発展させる原動力になる時代が到来したといえるでしょう。

愛甲農業科学専門学校への期待
植物工場事業は、設備産業です。設備技術、栽培技術、セールスエンジニアなどが一体となって、農業生産をプロダクトアウトからマーケットインに転換させることが事業の核心になります。工学部、農学部、商学部などの縦割りの専門から生まれる設備担当、栽培担当、営業担当という人材や組織はもちろん必要ではありますが、すべての分野に精通した人材がいなければ工場のマネージメントができません。愛甲農業科学専門学校から、従来の縦割り組織に「横ぐし」のさせる人材が育つことを願ってやみません。