国際学科 2年制

就職をするために必要な力を身につける2年間。


国際学科 概要



ベトナム、ネパール、ミャンマー、スリランカ、インドネシア、中国などからの、チャレンジ精神を持った若者が、同じ教室で学び、悩み、成長していく。ちょっとおかしな日本語に教室がドット湧いたり、にぎやかなクラスも。

本学科では、日本語や英語の語学力の修得を含む翻訳・通訳技術の向上と社会保険・簿記・労務管理などの専門科目の知識の修得を車の両輪としています。 翻訳・通訳技術の向上では、できる限り正しい翻訳・通訳となるよう、語彙・文法も学習します。 専門教育では、簿記、パソコン、貿易、翻訳通訳、法律、社会保険など職業人として日本の社会で生き抜く力の基礎を学びます。

伸びる学生を伸ばし、日本社会適応に苦しむ学生をどう救うか、学校にとってもいつもチャレンジです。

国際学科 特徴

1. 徹底的なJLPT対策
日本語力でクラスを分け、JLPTに合格するようすべての授業で意識を高めます。また、毎週ミニテストを実施し、試験直前にはオリジナルの模擬試験を実施します。
2. 翻訳・通訳技術の向上
日本だけではなく世界で通用する人材を育成するために、翻訳実務者としての経験のある先生や海外勤務経験のある先生などを講師に迎え、さまざまなビジネスシーンで使える翻訳・通訳技術を基礎から教えます。めざすところは、就職先企業様からのニーズが強い「母国語と日本語間の翻訳・通訳技術の修得」と世界共通語である「英語と日本語間の翻訳・通訳技術の修得」です。人材派遣会社で実際に使用されている工場でのマニュアルの翻訳練習や、ホテルで使われる英語と日本語の翻訳・通訳など、様々な企業でのビジネスシーンで活躍できる人材を育成します。
3. 実務者による社会保険・労務管理教育
留学生のアルバイト管理や賃金計算の補助、また外国人技能実習生の管理などが遂行できるよう開業している社会保険労務士の講師による実践的な社会保険や労務管理に関する教育をおこないます。
4. 基本的な簿記力の向上
複式簿記、勘定科目、仕訳の理解から精算表の作成までを学びます。計数感覚を養い、日商簿記検定3級合格を目指します。
5. 貿易実務はシステムから書類の作成まで指導
貿易は紀元前から行われており、人類が物質的に豊かになることに貢献してきました。この科目では、貿易実務全般を学び、留学生が実際に母国と日本との間で貿易のビジネスをやってみようというマインドを育てようとしています。具体的には、EXW, CIF といったインコタームズ、信用状の仕組み、税関の仕事、関税の理解と関税額計算、ビジネスを始める場合の損益分岐点分析といったことを学んでいます。簡略化した輸出申告書、輸入申告書作成も行います。


国際学科 のカリキュラム


一般教育科目

文学、英語、社会学 など

専門教育科目

コミュニケーション論
ビジネス英語1、ビジネス英語2、ビジネス英語3
ビジネス文章
異文化間理解概論、異文化間理解総論、観光文化論
企業経営論、国際政治経済概論1、国際政治経済概論2、財務会計、社会保険法1、労務管理総論
対照言語学、日本語学
簿記概論1、簿記概論2、簿記概論3
貿易実務1、貿易実務2
翻訳・通訳基礎1A、翻訳・通訳基礎1B、翻訳・通訳基礎1C、翻訳・通訳基礎1D、翻訳・通訳基礎1E、翻訳・通訳基礎1F、翻訳・通訳基礎2A、翻訳・通訳基礎2B、翻訳・通訳基礎2C、翻訳・通訳基礎2D、翻訳・通訳基礎2E、翻訳・通訳基礎2F
など

実務教育科目

パソコン実習1、パソコン実習2、パソコン実習3、パソコン実習4
異文化コミュニケーション研究1、異文化コミュニケーション研究2
文化財研究1、文化財研究2
など

専門科目の特徴

  • 翻訳・通訳では「日本語の表現」も学びます。「意味がわかる」だけではなく、「できる限り適切な」翻訳・通訳技術の修得をめざします。
  • 社会保険、貿易実務、労務管理などは法令上の知識はもちろんですが、実務経験のある講師陣による実際の現場に近い授業を展開します。
  • 簿記については検定試験合格が就職に非常に有利ですが、それだけにとどまらず、実際の会社の財務諸表を読み取り、取引先企業の収益性・安定性判断などに役立たせることができるよう配慮します。


1 日本語学 翻訳・通訳基礎1B 英語 文学 パソコン実習1
2 日本語学 翻訳・通訳基礎1B 英語 文学 パソコン実習1
3 国際政治経済概論1 異文化コミュニケーション研究1 翻訳・通訳基礎1A 異文化コミュニケーション研究1 翻訳・通訳基礎1C
4 国際政治経済概論1 異文化間理解概論 翻訳・通訳基礎1A 簿記概論1 翻訳・通訳基礎1C
5 異文化コミュニケーション研究1 異文化間理解概論 異文化コミュニケーション研究1 簿記概論1 異文化コミュニケーション研究1

1年次:カリキュラムは変更になる場合があります。

1年次

翻訳・通訳の基礎的技法を習得します。パソコンに関しては、入力技法の基礎からビジネス文書作成の基礎、表計算ソフトの基礎などを学習します。簿記は基本的な技法について学びます。

2年次

実践的な翻訳・通訳技法、簿記会計知識に加え、貿易、社会保険、労務管理など就職を意識した専門科目を学習します。



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リジャル アジャイ クマル
(杏林国際学院 出身)
伊東電機株式会社 内定
想像以上の企業に就職!

私は日本での就職を夢見てネパールより来日しました。
日本語学校を卒業後、持ち前の英語力に磨きをかけて翻訳・通訳のスペシャリストになるべく愛甲学院に入学しました。 愛甲学院での2年間は授業内容も充実していて、あっという間の2年間でした。就職については新型コロナ感染症の広がりもあり心配をしていたのですが、学校からの紹介で伊東電機の応募機会を得て就職することができました。
これからは会社のことをしっかり勉強をして、日本だけではなく海外でも活躍できる人材になりたいです!
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ダオ ティ ホアイ ニャム
(KIJ語学院 出身)
株式会社エムクライム 内定
私も日本で社会人!

私はもうすぐ日本に来て4年が過ぎます。コロナ禍ということもあり、色々な企業の方とお会いする機会も少なく自らの適性を今一つ判断しきれず、就職活動を続けていました。
そのような中、学校の先生からエムクライムを紹介していただきました。母国では働いたこともありますが、日本で社会人経験がない私にとって、企業の方が学校に来ていただいて面接までしていただいたことは本当にありがたかったです。説明もたくさん聞けましたから、納得して働けます。
みなさんも一緒に愛甲学院で頑張りませんか?




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