法律学科 経営・会計専門職コース 4年制

ハイレベルな就職のための4年間。


法律学科 概要



近年、日本で就労する外国人材の増加に伴い、高度な知識を持つ外国人材への需要が増加しつつあります。しかしながら、外国人にとっては「外国」である日本の各種法令を理解することは非常に困難であり、外国人のための教育を行うことも非常に困難を伴います。その結果、業務に必要な日本の法令を理解した外国人が非常に少ない、という現状があります。

具体的には、約束を守る=契約の概念を把握することができたり、基本的人権が保障され、三権分立が確立している日本で大きな不安を抱えることなく暮らしていけたりするような「法律知識・会計技術を有している外国人材」の育成をめざします。

総務関連知識として民法・商法などの私法や社会保険の履修、製造業管理知識として工業簿記(原価計算)の履修を行っており、企業のハイレベル外国人材需要に応えます。

法律学科 特徴

1. リーガルナレッジだけではなくリーガルマインドも修得
民法・商法などの私法からファイナンシャルプランニングに必要な知識までを幅広く学び、将来、管理的業務までをこなせる応用力・判断力までを身につけます。社会保険・労働保険・労務管理などは社会保険労務士等の実務経験のある講師が担当し、実践に即した講義を行います。
2. 実践的な簿記力の修得
高度な仕訳の理解と貸借対照表・損益計算書作成手続きを学び、企業に就職した場合に、取引先の財務諸表を読んで、収益力や財務の安定性などを読み取り、実務に役立てることを目指します。日商簿記検定2級合格をめざします。
3. 徹底的なJLPT対策
日本語力でクラスを分け、JLPTに合格するようすべての授業で意識を高めます。また、毎週ミニテストを実施し、試験直前にはオリジナルの模擬試験を実施します。
4. 翻訳・通訳技術の向上
日本だけではなく世界で通用する人材を育成するために、翻訳実務者としての経験のある先生や海外勤務経験のある先生などを講師に迎え、さまざまなビジネスシーンで使える翻訳・通訳技術を基礎から教えます。めざすところは、就職先企業様からのニーズが強い「母国語と日本語間の翻訳・通訳技術の修得」と世界共通語である「英語と日本語間の翻訳・通訳技術の修得」です。人材派遣会社で実際に使用されている工場でのマニュアルの翻訳練習やホテルで使われる英語と日本語の翻訳・通訳など様々な企業でのビジネスシーンで活躍できる人材を育成します。


法律学科 のカリキュラム


一般教育科目

法学、英語、経済学 など

専門教育科目

国際私法、労働法各論、コンプライアンス論、物権法演習、憲法演習、民法総論、契約法総論、財務分析、翻訳・通訳実践3B、契約法各論、個人情報保護法、民法各論、生命保険・損害保険、経営組織論、商法各論、労働法総論、労働諸法総論、労務諸法各論、経営管理論、翻訳・通訳実践3C、会社法演習、翻訳・通訳実践3A、経営マーケティング論、民法演習、契約法演習、観光経営論、文章理解、翻訳・通訳実践4D、戦略的意思決定論、翻訳・通訳実践3D、ビジネス英語5、会計学、新聞精読、簿記演習1、簿記演習2、翻訳・通訳実践4A、翻訳・通訳実践4B、翻訳・通訳実践5B、憲法総論、債権法演習、登記法総論、金融資産運用、原価計算1、ビジネス英語4、翻訳・通訳実践5A、憲法各論、商法総論、登記法各論、金融論、原価計算2、翻訳・通訳実践4C など

実務教育科目

パソコン実習1、経営マネジメント研究2、時事問題研究、情報処理2、情報処理1、経営マネジメント研究1、経営文化研究2、パソコン実習6、パソコン実習2、パソコン実習3、パソコン実習4、顧客満足度研究1、顧客満足度研究2、観光経営研究1、パソコン実習8、経営文化研究1、パソコン実習7、パソコン実習5、観光経営研究2 など

専門科目の特徴

  • 私法の中心である民法や、会社関連の法律である商法・会社法を学ぶことにより、日本社会の中で生き抜く法知識を身に着け、正しい判断ができる実力を身に着けます。
  • 社会保険・労働保険関係では、将来、会社で管理的業務を担えるように、法令上の知識に加えて実践例も多く学習します。
  • 簿記では商業簿記だけではなく、工業簿記も学習し、工場等の製造業の現場での管理業務にも対応します。


1 金融論 契約法総論 財務分析 労働法総論 簿記演習1
2 金融論 契約法総論 財務分析 労働法総論 簿記演習1
3 民法総論 顧客満足度研究1 パソコン実習5 顧客満足度研究1 翻訳・通訳実践3B
4 民法総論 ビジネス英語4 パソコン実習5 翻訳・通訳実践3A 翻訳・通訳実践3B
5 顧客満足度研究1 ビジネス英語4 顧客満足度研究1 翻訳・通訳実践3A 顧客満足度研究1

3年次:カリキュラムは変更になる場合があります。

1・2年次

各種法令・簿記などの基礎を学習するための2年間です。3年次以降の本格的に学習する民法・商法、労働保険・社会保険・労務管理、簿記などの知識を蓄えます。
3・4年次

就職に向けて実践的な学習をするための2年間です。1・2年次に学習したと法令や簿記のさらに高度で実践的な知識や技法を学習し、社会で求められる知識を身に着けます。



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グェン ティ トゥイ リン
(広島アカデミー 出身)
株式会社聖心製作所 内定
頑張れば夢は叶う!

私は日本での就職を考えて、4年制の法律学科で毎日勉強しました。簿記の資格もJLPT・N2も取得し、学校を卒業する時には内定を3社以上からいただいていましたが、自分が納得できる会社に就職したいと考え、特定活動で改めて就職先を得られるように探しました。途中で新型コロナ感染症が酷くなり、日本での就職を諦めかけましたが、クラスメートや先生の励ましもあり、何とか就職することができました。
これからは製造業の現場で、実習生の管理を頑張ります!!


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ビーケー スディナ
(さくら日本語学院 出身)
株式会社コープベーカリー 内定
真面目に生きていればいいこともあります!

私は愛甲学院で勉強しながら、パンの会社でアルバイトをしていました。いつも真面目に仕事をしていましたが、ある日会社から、他の留学生の管理をするために社員にならないかとのお話がありました。私には方法がわからなかったので、学校の先生と会社の方が話してくれたおかげで社員となることができました。今はアルバイトの学生たちの管理で会社に貢献しています。本当に真面目に生きてきて良かったと思います。




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